こんにちは、おひとりさまブロガーいずみです^^
先日、ニュース番組をみてビックリしたことがあります。
それは、50年後の日本人の平均寿命です。
こんなに生きれるのか?と思う反面、こんなに生きてもな…と思ったり・・・考えさせられる数字でした。
目次
2060年の日本人の平均寿命
平均寿命 | 男性 | 女性 |
2020年 | 80.93 | 87.65 |
2030年 | 81.95 | 88.68 |
2040年 | 82.82 | 89.55 |
2050年 | 83.55 | 90.29 |
2060年 | 84.19 | 90.93 |
上記数字は、内閣府が発表した数字になります。
長年、男性の平均寿命は70代、女性の平均寿命は80代というのが一般的でしたが、2050年には、女性の平均寿命が90歳を超えてきます。
1960年の平均寿命が男性で65歳、女性で70歳でしたが、100年後の2060年には、20歳も寿命が延びているということになります。
江戸時代の平均寿命は?
よく聞く話ですが、江戸時代の平均寿命は、30~40代くらいだったと言われています。
江戸時代の頃は、今ほど医療も発達していませんし、食べ物も質素で栄養価が低かったので、短命でした。
医療が発達したお陰や、食べ物が変わったことで、寿命が50年も伸びた!ということになります。
2.5人に一人が65歳以上の高齢者
そして、2060年には、4人1人が75歳の高齢者、2.5人に一人が65歳以上の高齢者ということになります。
定年が65歳ですが、平均寿命が伸びている今、定年は70歳にすべき時代にきているかもしれません。
そして、2060年には65歳は高齢者とは言わない。70歳から高齢者という時代になるかもしれません。
今の若い人達の負担が半端ないものになってくることは確実です。
税金の支払いは今の倍ということも有り得るということです。ある意味、致し方ない問題なのかもしれません。
50年後には、日本の人口が1億人を割り込む
2015年現在の日本の人口は、1億2659万人です。
日本人の人口はだいたい1億2千万人というのが、これまでの一般常識として知られていましたが・・・
平均寿命 | 男性 |
2020年 | 1億2410万人 |
2030年 | 1億1662万人 |
2040年 | 1億0728万人 |
2050年 | 9708万人 |
2060年 | 8674万人 |
2050年には、1億人をきって、2060年には、9000万人を割り込むことになります。
1億人をきってしまうことに驚きました。
しかし、1億人をきっても、高齢者の数は増え続けていきます。
何故、人口は減少しても高齢者は増え続けるのか?
「団塊の世代」と呼ばれる人達が、2042年をピークに、その後は減少傾向にありますが、高齢者の数は増え続けていきます。
原因は、「少子化」
出生率が減少傾向にあります。
2060年の死亡数は推定154万人に対して、出生率は推定48万人となっています。
つまり、亡くなる人の数に生まれる数が比例していないということになります。
2006年くらいまでは死亡数と出生数の比率はほぼ変わらない状態ですが、2015年から死亡数が伸びる一方、出生数が伸びない現象が起きています。
日本の人口が少なすぎる・・・
2060年には日本の人口が、9000万人を割り込むというのは日本人として結構ショックな出来事です。
そのうち、日本人が居なくなる!なんてことになるあるかもしれないと思ってきました。
近年、日本にはたくさんの外国人観光客が訪れています。
その数、2015年の日本への観顧客数は2000万人近くだったようで、2020年には、4000万人を目指すそう。
そうなると、2060年には、日本人よりも外国人が多い!なんてことも有り得るのかもしれません。
今もたいがいで、観光地に行くと、日本人より中国人などの外国人が多いと感じることもあります。
私はおひとりさま女子なので、人口を増やす意味では、貢献はできません。
このなんとも言えない矛盾・・・
世界一寿命が短い国
世界一寿命が短い国として知られているのが、西アフリカの「シエラレオネ」です。
平均寿命が46歳と言われ、5歳までに病気で死亡してしまうケースが多いといいます。
紛争が続き、貧困状態であるため、インフラが整っておらず不衛生であったり、まともな医療が受けられなかったり、栄養価の低い食べ物を食べていることが原因になります。
平均寿命90歳、世界一の長寿国、日本
日本が世界一の長寿国であるのは、インフラが整っていて清潔であったり、医療制度が整っていたり、いつでも栄養価の高い食べ物を食べることができるためです。
世界一の長寿国であるということは、世界一安心して住める国ということなのかもしれません。
もし、日本が戦争状態になると、劣悪な状態になり、インフラは破壊され、医療も満足に受けることが出来ず、食べ物もろくに食べられなくなるかもしれません。
長寿国であるが故の問題もたくさんありますが、長寿国であることを幸せに感じることも大事なのかもしれないとこの記事を書いていて思いました。
90歳まで長生きとなると、今から色々と考えますが、生きることを放棄することができませんから、色んなことを経験して出来るだけ笑顔が多い人生を送れるように生きていきたいですね。
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